墳塋
ふんえい
名詞
標準
grave
文例 · 用例
三十九年八月 凋落寂光土、はたや、墳塋、夕暮の古き牧場はなごやかに光黄ばみてうつらちる楡の落葉、そこ、かしこ。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
墳塋にして、はた伽藍、赫灼として幽遠の大荒原の縦横を、あら、万眼の魚鱗や。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
床 ホセ・マリヤ・デ・エレディヤさゝらがた錦を張るも、荒妙の白布敷くも、悲しさは墳塋のごと、楽しさは巣の如しとも、人生れ、人いの眠り、つま恋ふる凡べてこゝなり、をさな児も、老も若も、さをとめも、妻も、夫も。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
「墳塋に寂しく眠る人のごと、地の下にわれは住はむ。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
床 ホセ・マリヤ・デ・エレディヤさゝらがた錦を張るも、荒妙の白布敷くも、悲しさは墳塋のごと、楽しさは巣の如しとも、人生れ、人いの眠り、つま恋ふる凡べてこゝなり、をさな児も、老も若も、さをとめも、妻も、夫も。
— 上田敏訳詩集 『海潮音』 青空文庫
墳塋にして、はた伽藍、赫灼として幽遠の大荒原の縱横を、あら、萬眼の魚鱗や。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
床さゝらがた錦を張るも、荒妙の白布敷くも、悲しさは墳塋のごと、樂しさは巣の如しとも、人生れ、人いの眠り、つま戀ふる、凡べてこゝなり、をさな兒も、老も若も、さをとめも、妻も、夫も。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
而して、ひとたび、墳塋のうちに入らば、人の思はおのづから已まむ。
— トゥルゲニエフ Ivan Tourguenieff 『あすは、明日は、』 青空文庫