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血紅色

けっこうしょく
名詞
1
標準
blood red
文例 · 用例
そして再び汀の血紅色の草に眼を移すと、その葉が風もないのに動いている。
寺田寅彦 青空文庫
盲ひし沼午後六時、血紅色の日の光盲ひし沼にふりそそぎ、濁の水の声もなく傷き眩む生おびえ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
甲を冠り鎧を着、薙刀を小脇に掻い込んでいるその風采には不思議はないが、鎧の上に羽織っている血紅色の経帷子が日光を受けて燦然と輝き四辺にあたかも虹のような陸離たる光彩を描き出したのは――庄三郎にとっては驚異であった。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
瞬時に染まる血紅色
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
紺の小具足に身を固め血紅色の陣羽織を纏い、鞭を握った武士が一人、車の横に付き添っている。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
血紅色の陣羽織を着た、付添いの武士が革の鞭で、尼の背中をくらわせたのである。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
近寄るままによく見ると、血紅色の陣羽織を、いずれも揃って纏っている。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
鮮やかな空色と、血紅色と、黒色の稜角を、花型に織り出した露西亜絨氈の一角に、泥足のままスックリと立ち上った。
夢野久作 白菊 青空文庫
作例 · 標準
夕焼け空が血紅色に染まり、息をのむほど美しかった。
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その花びらは血紅色で、情熱的な印象を与えた。
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彼は血紅色のワイングラスを傾け、静かに味わっていた。
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