獅
獅
名詞
標準
文例 · 用例
猫や、孔雀や、鶯や、はつか鼠や、豹や、駱駝や、獅子やを乘せ、さうして私の航海の日和がつづいた。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
貸家札 熱帶地方の砂漠の中で、一疋の獅子が晝寢をして居た。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
その時、不意に獅子が眠から目をさました。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
されば、今日の如き、近代文化のあらゆる女性化主義にかかわらず、人心の本源する一部に於ては、尚かつ権力感情の獅子が猛然と猛りたっている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
詩人が権力感情に高翔するのは、駱駝が獅子になろうとし、超人が没落によって始まるところの、人間悲劇の希臘的序曲である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
(『文藝』1937年1月号)----------------------------------------------------------------- 貸家札 熱帯地方の砂漠の中で、一疋の獅子が昼寝をして居た。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
彼はすばらしき勇氣を以て、獅子のやうに身構へて居る。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に就いて』 青空文庫
それは、まるで、目をさました獅子の第一声のようでもあった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫