飛び立つ
とびたつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-自動詞頻度ランク #31970 · 青空 541 例
標準
to jump up
文例 · 用例
生れて始めて両親を離れ、飛び立つ思ひなり、その秋の暮、寒い夜に丸太町橋際の古本屋で「ダダイスト新吉の詩」を読む。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
高知市附近で「鴫突き」というのは、蜻※を捕えるのと同じ恰好の叉手形の網で、しかもそれよりきわめて大形のを遠くから勢いよく投げかけて、冬田に下りている鴫を飛び立つ瞬間に捕獲する方法である。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
山は雨のために白く煙り、雉、山鳥があちこちから、ぱつぱつと飛び立つて矢のやうに早く、雨を避けようとして林の中に逃げ込む。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
小供心にも盲目になるかと思って居たのが見えたのですから、其時の嬉しかったことは今思い出しても飛び立つようでした。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
この話を導き出しそうな音の原因に関する自分のはじめの考えは、もしや昆虫かあるいは鳥類の群れが飛び立つ音ではないかと思ってみたが、しかしそれは夜半の事だというし、また魚が釣れなくなるという事が確実とすれば単に空中の音波のためとは考えにくいと思われた。
— 寺田寅彦 『怪異考』 青空文庫
――ダンテ・アリギエリ 晩秋の夜、音楽会もすみ、日比谷公会堂から、おびただしい数の烏が、さまざまの形をして、押し合い、もみ合いしながらぞろぞろ出て来て、やがておのおのの家路に向って、むらむらぱっと飛び立つ。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
」 無帽|蓬髪、ジャンパー姿の痩せた青年は、水鳥の如くぱっと飛び立つ。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
大変だと思って飛び立つと、今度は羽根がモチにからまってしまいました。
— 夢野久作 『鵙征伐』 青空文庫
作例 · 標準
銃声に驚いたハトの群れが一斉に公園の広場から飛び立った。
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彼は急報を聞くやいなや、椅子から飛び立つようにして会議室を後にした。
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滑走路を力強く蹴って、大型旅客機が雨上がりの青空へと飛び立つ。
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