旁
つくり
名詞頻度ランク #3437 · 青空 291 例
標準
right-hand radical of a character
文例 · 用例
その地球の周囲、九万里にして、上下四|旁、皆、人ありて居れり。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
「私……もう御別離をお見送り申し旁々、せめて、この橋まで一所に来て、優しい事を二人でして、活きものの喜ぶのを見たかったんですけれども、二人ばかりの朧夜は、軒続きを歩行くのさえ謹まねばならないように、もう久しい間……私ねえ、躾けられているもんですから、情ないのよ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
そしてこの大祭にぶっつかったのですから職業|柄私の方ではほんの余興のつもりでしたが少し邪魔を入れて見ようかと本社へ云ってやりましたら社長や何かみな大へん面白がって賛成して運動費などもよこし慰労旁々技師も五人|寄越しました。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
旁々これも一種の色の研究であろう。
— 泉鏡花 『白い下地』 青空文庫
だが、生憎Aの細君は、歯医者へ行く旁々街へ買物に出たばかりで留守だった。
— ――夫婦哲学―― 『花嫁の訂正』 青空文庫
長塚君は不幸にして喉頭結核にかかって、此間迄東京で入院生活をして居たが、今は養生|旁旅行の途にある。
— ――長塚節著『土』序―― 『『土』に就て』 青空文庫
御史僧を糾すに及びて、僧曰く、年九十余、今たゞ祖父の陵の旁に葬られんことを思うのみと。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
意旁通する者は高く、心執一する者は卑し。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
作例 · 標準
漢字の「松」という字は、木偏に「公」という旁を組み合わせることで成り立っている。
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「この難しい漢字、偏の形は覚えているんだけど、右側の旁の方がどうしても思い出せないんだ」
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書道の先生は黒板に大きく一文字書き、偏と旁の余白のバランスの取り方を丁寧に説明した。
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