青春期
せいしゅんき
名詞
標準
adolescence
文例 · 用例
だが山頂の気を吸って一人孤独の奥に想い耽った先生には何か娘の青春期の情熱と協力して生涯のうち、いざとなったらそこへ閉じ籠るつもりの心上の別世界を見付けた消息を、こういう言葉で喋ったようにもとれた。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作はそんなに醜い男ではなかったが、いじけて育ったのと、発育|盛を劇しい労働に苦使われて営養が不十分であったので、皮膚の色沢が悪く、青春期に達しても、ばさばさしたような目に潤いがなかった。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
作はそんなに醜い男ではなかったが、いじけて育ったのと、発育盛を劇しい労働に苦使われて営養が不十分であったので、皮膚の色沢が悪く、青春期に達しても、ばさばさしたような目に潤いがなかった。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
「人間はまだやっと青春期にある。
— ――世界と日本の文化史の知識―― 『世代の価値』 青空文庫
青春期の男女や、貴族、上流の婦人は、広く交際をしないから、すぐ手近い所の異性で済ます癖のある物であるが、私の前へ現れた女性として、私の齢に合うのは、この人だけである。
— 直木三十五 『死までを語る』 青空文庫
木の花を統べ給ふ情知りのさくや姫よ、自分の心にも花を咲き満たせ給へとかう歌つた作者は青春期になほ籍を置くもののやうに恍惚としてゐる。
— 與謝野晶子 『註釈與謝野寛全集』 青空文庫
自分如きも、青春期、いのちの目ざめのときの発足は「善い人間」になりたいということであった。
— ――教養と倫理学―― 『学生と教養』 青空文庫
語の古さは、荷前より或は古いかとも思はれるが、その行はれた範囲が広く、生存期間も其より長かつたかたみと言ふ語――、平安期には相当の古語であつたにかゝはらず、まだ語の青春期の姿が見えるやうだつた。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
作例 · 標準
「青春期特有のイライラや不安は、心身が成長している証拠でもある。」
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「親に反抗したくなるのは青春期の自然な反応だと、心理学の本に書いてあった。」
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「青春期にどのような価値観に触れるかは、その後の人生に大きな影響を与える。」
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