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刷毛目

はけめ
名詞
1
標準
brush marks
文例 · 用例
大部分はただ緑色で、それに濃い紫の刷毛目を引いた花冠は、普通の意味ではあまり美しいものではないが、しかしそのかわりにきわめて品のいい静かに落ち着いた美しさがあった。
寺田寅彦 病室の花 青空文庫
)を補ふために鐵で文樣を描いたり、白土を化粧がけした刷毛目の裝飾法だとか、象嵌して裝飾する雲鶴手とか、是等の技巧を併せて用ひた裝飾とか、各種の裝飾法が發達したのではあるまいかと云はれてゐる。
小野賢一郎 やきもの讀本 青空文庫
徳利の形も千差萬別、裝飾からみても繪高麗風のもの、刷毛目、筋入り、織部、赤繪等々枚擧に遑がないといふのは此のことで、徳利に憂き身をやつしても一生暮せることは請合だ。
小野賢一郎 やきもの讀本 青空文庫
陶器は千度以上千二三百度で燒いた釉藥のあるもの、吸水性があるが窯との關係の變化がおもしろいもの、日本の御國燒には陶器が多い、支那の磁州窯(繪高麗)や朝鮮の刷毛目、三島手等も此の内へ入れられるであらう。
小野賢一郎 やきもの讀本 青空文庫
李朝初期にかけて、雲鶴、三島の如き象嵌手、刷毛目、繪高麗、その他堅い手のいゝ燒物をうんと製してゐる。
小野賢一郎 やきもの讀本 青空文庫
刷毛目は大邱に近い鷄龍山から窯跡が發掘されたゝめ、戸籍がわかつてきた。
小野賢一郎 やきもの讀本 青空文庫
茶人に愛さるゝ井戸、熊川、三島、そば、伊羅保、刷毛目、各種の茶碗など高麗から李朝初期に亙る朝鮮の所産であるが、日本も亦豐公の「やきもの戰爭」以來、九州その他で、これら朝鮮所産の物の模倣をやり軈て日本人の物としてしまつてゐる。
小野賢一郎 やきもの讀本 青空文庫
第五十三圖 日本古墳埴輪動物第五十四圖 日本古墳家形埴輪その他 さてこの埴輪はどういふ燒き物かといひますと、細い刷毛目の線のはひつた赤色の素燒きでありまして、人間の像はたいてい二三尺くらゐの高さで、男子もあり婦人もあります。
濱田青陵 博物館 青空文庫
作例 · 標準
この陶器には、手作りの温かみを感じさせる刷毛目が残っている。
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壁の塗り替えで、刷毛目が目立たないように注意して塗った。
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彼女は刷毛目を活かした独特の絵画スタイルを持っている。
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