スコポラミン
スコポラミン
名詞
標準
scopolamine
文例 · 用例
しかしその時には松浦先生の食道が、一面に腫れ爛れて、食道鏡が一寸|触っても悲鳴をあげる位になっていたので、若い医員はスコポラミンの注射をしてから食道鏡を入れた。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
主効、慢性|阿片、モルヒネ、パビナール、パントポン、ナルコポン、スコポラミン、コカイン、ヘロイン、パンオピン、アダリン等中毒。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
莨セットのそばには、ナルコポン・スコポラミンの小瓶と注射器とがおいてありました。
— 平林初之輔 『アパートの殺人』 青空文庫
先ずアンナ風に何も知らない人間を、昨夜みたいに麻酔さしておいて、スコポラミンと阿片の合剤を注射して、一層深い、奇妙な、変ダラケの昏睡に陥れる。
— 夢野久作 『人間レコード』 青空文庫
作例 · 標準
長時間の船旅に備えて、乗り物酔い止めのパッチであるスコポラミンを耳の後ろに貼った。
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スコポラミンは副交感神経を抑制する作用があるため、眼科の検査でも瞳孔を広げるために使われる。
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彼女は海外旅行の際、強い吐き気を抑えるために医師からスコポラミンを処方してもらった。
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ウィキペディア
スコポラミン は、トロパンアルカロイドでムスカリン受容体拮抗薬の一種。ヒヨスチン (hyoscine)ともいう。アセチルコリンのムスカリン受容体への結合を競合的に阻害することによって抗コリン作用を有する。これにより副交感神経系の抑制を来し、瞳孔括約筋の弛緩による散瞳、眼圧の上昇、レンズ調節の麻痺、心拍数の上昇、消化管の緊張や運動の抑制などを引き起こす。
出典: スコポラミン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0