憶昔
憶昔
名詞
標準
文例 · 用例
然るに此遊の発端が茶山の「憶昔三章呈蠣崎公子」の詩中に詳叙せられてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
又次の年壬午の「春日書事、次霞亭先生丸山雑題韻五首」の七律第二首が「憶昔両回馬首東」を以て起つてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
前にわたくしは壬午「憶昔三章」の詩中「十一年後忽此歓」の句より推して、波響茶山の交を寛政五年に始まるとなしたが、実は六年であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
亂後曲江 王駕憶昔曾遊曲水濱未春長有探春人遊春人盡空池在直至春深不似春(憶ふ昔し曾て曲水の浜に遊ぶや、未だ春ならざるに長へに春を探るの人有りしに、春に遊ぶの人尽きて空く池在り、直ちに春の深きに至りて春に似ず。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫