メタフィジカル
メタフィジカル
形容動詞名詞
標準
metaphysical
文例 · 用例
この句の詩境には、宇宙の恒久と不変に関して、或る感覚的な瞳を持つところの、一のメタフィジカルな凝視がある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
その宗教情操の本質とは、時空を通じて永遠に実在するところの、或るメタフィジカルのものに対する渇仰で、霊魂の故郷に向えるのすたるじや、思慕の止みがたい訴えである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
僕の頭は由来、はなはだメタフィジカルに出来あがっている。
— 辻潤 『ふもれすく』 青空文庫
死と、悲しみと、子供や動物の無心と、――この三つのものをリルケが悲歌全篇にわたつて人生の重要な要素と考へてゐることは誰にも分かる位、屡※詩の前面に持ち出されて來てをりますが、さういつた要素をメタフィジカルに書かずに、常に詩人の體驗したものをもつてきて書く。
— 或未知の友への手紙 『心の仕事を』 青空文庫
この矛盾せる事実を一個の生命のなかに対立せしめてることがメタフィジカルな私にとって、どんなに切実な苦痛であったろう。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
* 井上哲次郎の訳語では、フィジカル・サイエンス、及び、メタフィジカル・サイエンス。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
メタフィジカルな問いは、科学で証明できる領域を超えて、存在の根源に迫ろうとする。
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彼女の詩には、日常の風景をメタフィジカルな視点から捉え直した独特の世界観がある。
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「自分とは何か」というメタフィジカルな問題について、一晩中友人と語り明かした。
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