盲断
もうだん
名詞
標準
hasty conclusion
文例 · 用例
気の毒だ、馬鹿だ、などといふのは、私たち俗人の勝手な盲断に過ぎない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
きのう新潟の砂丘で、私がひどくもったい振り、あれが佐渡だね、と早合点の指さしをして、生徒たちは、それがとんでも無い間違いだと知っていながら私が余りにも荘重な口調で盲断しているので、それを嘲笑して否定するのが気の毒になり、そうですと答えてその場を取りつくろってくれたのかも知れない。
— 太宰治 『佐渡』 青空文庫
けれどもこの山水を贋物だと称する諸|君子は、悉くこれを自分の負惜しみだと盲断した。
— 芥川龍之介 『鑑定』 青空文庫
宗助はこの一語の中に、あらゆる自暴と自棄と、不平と憎悪と、乱倫と悖徳と、盲断と決行とを想像して、これらの一角に触れなければならないほどの坂井の弟と、それと利害を共にすべく満洲からいっしょに出て来た安井が、いかなる程度の人物になったかを、頭の中で描いて見た。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
汽車はもうだんだん早くなって、すすきと川と、かはるがはる窓の外から光りました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
そらもうだんだん早くなったでせう。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
汽車はもうだんだん早くなって、すすきと川と、かわるがわる窓の外から光りました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
そら、もうだんだん早くなったでしょう。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
作例 · 標準
十分な調査もせずに結論を出すのは、単なる盲断にすぎずリスクが高い。
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彼は上司の盲断によって、謂れのない責任を押し付けられてしまった。
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プロジェクトの成否を分ける局面で、リーダーの盲断は決して許されない。
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