大愚
たいぐ
名詞
標準
great folly or fool
文例 · 用例
どうせ、批評家に言わせると、大愚作なのだろうが、私は前後不覚に泣いたのである。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
ある日、慧鶴は在家の法事によばれて行き、役目をしまったあと、その家の珍蔵の大愚和尚の書軸を見せられた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
さればこそ、七偏人は百物語を催ほして大愚大人を脅かさんと巧み、和合人の土場六先生はヅーフラ(註:オランダ渡来の、ラツパのような形状をした呼筒。
— 岡本綺堂 『雨夜の怪談』 青空文庫
己れ只一人|智からんと欲するは大愚のみ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
ただ一点をうつ為めに十年の酸苦を嘗めた大愚な画家もあつた。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
それは金銭問題を離れた、神か大愚かというような清浄な生活だった。
— 海野十三 『仲々死なぬ彼奴』 青空文庫
「大賢は大愚に近し」ともいいます。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
だから、光秀征伐時代の秀吉は、機智があまり多くつて、人の同情を引かないが、征韓時代の豐太閤は大愚に似て、而も神々しいところがある。
— 岩野泡鳴 『神秘的半獸主義』 青空文庫
作例 · 標準
リスクの高い事業に全財産を投資するという彼の決断は、大愚の極みだった。
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彼の知性にもかかわらず、その傲慢さはしばしば彼を愚かな行動へと導いた。
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ことわざは、大愚を知恵と間違えるなと警告している。
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