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抹香臭い

まっこうくさい
形容詞
1
標準
smelling of incense
文例 · 用例
こうした意味で、昔から、この『般若心経』をば『智度経』と訳されていますが、とにかく、この『心経』は決して抹香臭い、専門の坊さんだけがよむ、時代おくれのお経では断じてありません。
高神覚昇 般若心経講義 青空文庫
それから明治十四年に我輩がこの学科を受持つようになって考えてみると、仏家に「法談」という言葉もあって、「法論」というと、何だか御談義のようにも聞えて、どうも少し抹香臭いように感じ、且つ学名としては「論」の字が気に入らなんだから、これを「法理学」と改めた。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
原因不明ながら、ひところはひどく熱心に抹香臭い本を漁つて読んだ。
坂口安吾 分裂的な感想 青空文庫
外観はつまらないが、中は贅沢なもので、抹香臭いのと同時に変に麝香臭い所であった。
高村光太郎 回想録 青空文庫
それとても抹香臭い
――黙子覚書―― 夢は呼び交す 青空文庫
さもなけれや、一種の抹香臭い聖女といふやつだ。
四幕と声のみの一場よりなる喜劇 速水女塾 青空文庫
ああ俺のような江戸前の生一本の業平蜆が、こんな抹香臭い荒寺の壁の中で死んでしまうなんて。
正岡容 小説 圓朝 青空文庫
「色界無色界というてな、到るに難しかの」 湯灌場買いらしい、こんな抹香臭いあいづちを打ったりした。
林不忘 つづれ烏羽玉 青空文庫
作例 · 標準
線香を焚いた後、部屋が抹香臭くなった。
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古いお寺は、どこか抹香臭い雰囲気があった。
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このお香は、昔ながらの抹香臭さがたまらない。
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抹香臭い(まっこうくさい) — 幻辞.com