獣扱
けものこき
名詞
標準
文例 · 用例
その註に曰く……米国人は日本人を獣扱いにした……そんな獣の眼まで診察してやる義務はない……と。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
いつの日か私の誠一やカヤノが野獣扱いを受けるのであろうか?
— 永井隆 『この子を残して』 青空文庫
貴様のような女の憐みも請わぬ、今日まで貴様から蔑まれて思う存分蔑まれて獣扱いされてきた礼だけは今夜充分に返してやるぞ。
— 橘外男 『陰獣トリステサ』 青空文庫
自然主義の流行する時は、人間を獸扱ひにしなくては淺薄だと考へ、人道主義の力説される時は、一切のものに對して無責任無反省に目をつぶつて愛を感じなければならないのだと、座右の銘にして忘れない種類の人間程馬鹿々々しいものはない。
— 向不見の強味 『貝殼追放』 青空文庫