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恨むらくは

うらむらくは
表現副詞
1
標準
I regret that
文例 · 用例
曰く、恨むらくは節遲きこと一月なり、時既に冬にして我が思ふがまゝならずと。
泉鏡花 花間文字 青空文庫
人には各自に何事かの秘密あるものなり、とは詩家某の曰ひし言なるが、恨むらくは此言に洩るゝものゝ甚だ尠なるを。
北村透谷 各人心宮内の秘宮 青空文庫
ただ一つ恨むらくは、発見したという朝の五ツから、この宵六ツすぎまで、少しく時のたちすぎているのが心がかりでしたが、こと、それと決まらばなんのちゅうちょがあろう!
千柿の鍔 右門捕物帖 青空文庫
恨むらくは彼は一篇の文章だも純粋の美文として見るべきものを作らざりき。
正岡子規 俳人蕪村 青空文庫
ただ恨むらくは頃者内幟の流行打ち続いて見渡す空に矢車の響き賑わず、江戸ッ児の向上心を吾から引っ込み思案にしてしまう人の多いことで、吾儕は寧ろ柏餅も鱈腹喰うべし、※もウンと頬張った上で、菖蒲酒の酔いもまわらば、菖蒲太刀とりどりに那辺までも江戸ッ児の元気を失わぬ覚悟が肝要だと思う。
柴田流星 残されたる江戸 青空文庫
ただ恨むらくはこの袷というもの、着るべき間のはなはだ長からで、幾許もなくして単衣と代る、是非なしとはいえ江戸ッ児には本意なしとも本意ない。
柴田流星 残されたる江戸 青空文庫
しかし恨むらくは其名を逸した。
森鴎外 壽阿彌の手紙 青空文庫
(渭南文集、巻二十八)○放翁六十九歳の作に読陶詩と題するものあり、その冒頭に、「我が詩淵明を慕ふ、恨むらくは其の微に造らざることを」とあり、また八十三歳の作に自勉と題するものあり、その冒頭には、「詩を学べば当に陶を学ぶべく、書を学べば当に顔を学ぶべし」としてある。
その七 ――放翁詩話三十章―― 放翁鑑賞 青空文庫
作例 · 標準
例句
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