警戒ぶり
けいかいぶり
名詞
標準
guarding
文例 · 用例
若君も特に目だった美しい自家の五節を舞の庭に見て、逢ってものを言う機会を作りたく、楽屋のあたりへ行ってみるのであったが、近い所へ人も寄せないような警戒ぶりであったから、羞恥心の多い年ごろのこの人は歎息するばかりで、それきりにしてしまった。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
そしてベルヴィルのフランス無政府主義同盟へ行くと、そこは「日本脱出記」に書いたような警戒ぶりなのだ。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
……よろしいか、この事は大秘密ですぞ」 3 さて十一月十一日の当日、苅谷邸は警官隊で取囲み、ものものしい警戒ぶりであった。
— 烏啼天駆シリーズ・1 『奇賊は支払う』 青空文庫
毎晩の如く現われて尽きる模様もない刑事の執念――というか、徹底した警戒ぶりに、貫一は日頃の自信が崩れ出したのを認めないわけに行かなかった。
— 烏啼天駆シリーズ・3 『奇賊悲願』 青空文庫
たゞ司令部だけは、物々しい警戒ぶりだ。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
さう云へば、こゝへ来る途中の辻々の警戒ぶりは厳重を極めてゐた。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
すべて秩序正しい警戒ぶりだった。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
塀外、門内、邸宅の周囲と、都合三重に取巻いていますさかい、これこそ本当の蟻の匍いでる隙間もない――というやつでござります」「たいへんな警戒ぶりだネ」「へえ、こっちも意地だす。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
作例 · 標準
今回のテロ事件に対する警察の警戒ぶりは、尋常ではなかった。
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最近の彼は、何かを恐れているかのような警戒ぶりだ。
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「うーん、あの犬の警戒ぶりを見ると、近づかない方がよさそうだね。」
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