砂糖黍
さとうきび異読 サトウキビ
名詞
標準
sugarcane (Saccharum officinarum)
文例 · 用例
僕は着ていた猫の舌で一杯の衣服を脱いで、しかつめらしく恋の密輸入物をトランクにしまうと一寝入りするつもりで車窓からボスニヤ平原に咲く砂糖黍の花の香いを嗅いでいるうちに、すっかり追想的になってしまったのだ。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
風が砂糖黍の青い葉さきに流れて、今日も暑くなりさうな日光がきら/\と砂路に輝いてゐる。
— 若山牧水 『岬の端』 青空文庫
金色の寝台の金具、家鴨のぶつぶつした肌、切られた真赤な水慈姑、青々と連った砂糖黍の光沢、女の沓や両替屋の鉄窓。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
彼女の傍には、豚の骨や吐き出された砂糖黍の噛み粕の中から瓦斯燈が傾いて立っていた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
彼は砂糖黍が藪のように積み上った街角から露路へ折れた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
お杉は下っている蓮根や、砂糖黍の間をすり抜けて、甲谷とお柳の眼から逃げながらも、しかし、どうして自分はこんなに二人から逃げねばならぬのかと考えた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
松篁は砂糖黍に兎を描きました。
— 上村松園 『迷彩』 青空文庫
夜になると、炉端で清江が畑から切って来た砂糖黍の茎を叩いている。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
作例 · 標準
沖縄では砂糖黍畑が広がり、風に揺れる光景が美しい。
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砂糖黍から黒糖が作られることを知った。
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彼は砂糖黍の栽培方法について研究している。
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