預け
あずけ
名詞頻度ランク #7719 · 青空 27 例
標準
custody
文例 · 用例
」「あれでゐて、グラムやバットを、隣りに預けて置くやうな芸当が出来るんかなあ……如何いつてお主婦に話をつけたんだらう……いや、耕二が芸当が出来るんぢやないんだ、親達がやかまし過ぎるんだ。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
先ず荷物を預けんとて二人のを一緒に衡らす。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
道傍の氷店に入ってラムネ一瓶に夜来の渇望も満たしたればこゝに小荷物を預けて楠公祠まで行きたり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
併し、歸ることは歸るとしても兎も角も其處らを少し歩いてから歸つても遲くはないだらうとSがいふので、厄介な荷物を一時バスの待合所へ預けておいてぶら/\と坂道を上つて行つた。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
出口へ出るとそこでは下足番の婆さんがただ一人落ち散らばった履物の整理をしているのを見付けて、預けた蝙蝠傘を出してもらって館の裏手の集団の中からT画伯を捜しあてた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
春になると、北上の河谷のあちこちから、沢山の馬が連れて来られて、此の部落の人たちに預けられます。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
その五両を徳兵衛の前へ出して左膳、T「手付が五両」 それから、T「残金は夕方に持参する」 と言って立ち去ろうとしたが振り返って徳兵衛に、T「買った以上は身共の品」T「夕方迄確かに貴様に預けたぞ」 と、念を押す。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
あなたの白衣はわたくしにすつかりあなたの權利をお預けになつてゐるのに……」 ………………………………………「あなたはあの毛の粗い服を戀しがつていらつしやるの?
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
作例 · 標準
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