張り水
はりみず
名詞
標準
文例 · 用例
彼等も矢張り水火の苦難を潜って来たのである。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
スクリーンの長方形の格好もほぼあのガラス張り水槽と同じである。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
さてまた春は即ち張るであって、木の芽も草の芽もみな張り膨らんで、万物|尽く内より外に張り水も四沢に満ちる程である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
矢張り水の潜んで流れて行くやうな女性的の力といふものも、それは決して別の力ではなくて、本當の力の本質である。
— 片上伸 『人間の本性』 青空文庫