突き倒す
つきたおす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to push down
文例 · 用例
奪い返して白倉が、おしまを突き倒す。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
私はすなおにも彼女を突き倒すほどの意気込みで歩きだした。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
『一昨日の晩、葛飾は、泣いて詫びるわたくしをまるで突き倒すようにして外へ飛び出して行きました。
— 渡辺温 『遺書に就て』 青空文庫
わたくしは周章てゝ、「あら、人のアラを見ちゃ嫌よ」 と言って押え隠しますのを追って突き倒すような語気で、「ばか、自分の膚なんか、ひとに見せるもんじゃない」 と言ったかと思うと、ちらりと庭の柴の橋詰の方を見ました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「たいへんだ、たいへんだ、何人か来てくれ」「広巳、広巳、そ、そんな」「あれ、あれ」「何人か来てくれ」 岡本は玄関の方へ逃げる隙がないので、奥との境になった襖を突き倒すように啓けて逃げた。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
奥の室へ入った岡本は、今度は縁側の障子をこれも突き倒すように啓けて裏庭へ出た。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
怒りくるった女房は、カメが外へにげると、益々気勢があがって、追いつめては、なぐりつけ、追いせまっては、突き倒す。
— 神伝魚心流開祖 『落語・教祖列伝』 青空文庫
人家へヒンパンにとびこんで戸障子を破壊し置物をひっくり返し人々を突き倒すが、ガラス戸を破ってくぐりぬけても担いでいる十六人だけは怪我をしたことがないそうだ。
— 伊達政宗の城へ乗込む――仙台の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
作例 · 標準
ラグビーの試合で、敵のディフェンスをパワーで突き倒しながら前進した。
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暴漢は追いかけてきた警官を突き倒し、裏路地へと逃げ込んだ。
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強い風が、道端に置いてあった古い看板を軽々と突き倒した。
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