雪夜
ゆきよ
名詞
標準
snowy night
文例 · 用例
さては白湾子と共に名古屋に遊びし帰途伊勢を経て雪夜こゝに一夜を明かせし淋しさなどもさま/″\偲ばる。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
この雪夜の橇の幻の追憶はまた妙な聯想を呼出す。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
コローの絵を想い出させるようなフランスの田舎の幻像がスクリーンの上を流れて行く、老人と子供が雪夜の石段を下りて来る図や、密航船の荷倉で人参をかじる図なども純粋に挿画的である。
— 寺田寅彦 『映画雑感(5)』 青空文庫
当時の詩人に於ては、高啓を重んじ、交情また親しきものありしは、|奉答高季迪、|寄高編脩、|賀高啓生子、|訪高啓鍾山寓舎辱詩見貽、|雪夜読高啓詩等の詩に徴して知るべく、此老の詩眼暗からざるを見る。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
牛の運動場には、石灰をおびただしくまいて、ほとんど雪夜のさまだ。
— 伊藤左千夫 『去年』 青空文庫
…… 雪の葉ぼたんのしゞま さら/\ふりつむ雪見ても 雪夜、隣室は聖書ものがたり・ヤスかヤスかサムかサムか雪雪(ふれ売一句) 吹雪吹きこむ窓の下で食べる 一月十一日 曇つて晴れる、雪の後のなごやかさ。
— 三八九日記 『行乞記』 青空文庫
ド……ド……ド……青いペンキ塗りの通用門が群れた肩に押されると敏活なカメレオン達は職工達の血と油で色どられた清算簿をかゝえて雪夜の狐のようにヒョイヒョイランチへ飛び乗って行ってしまう。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
ド……ドツ ド……ドツ青いペンキ塗りの通用門が群れた肩に押されると敏活なカメレオン達は職工達の血と油で色どられた清算簿をかゝえて雪夜の狐のやうにヒヨイヒヨイランチへ飛び乗つて行つてしまふ。
— 蒼馬を見たり 『蒼馬を見たり』 青空文庫
作例 · 標準
静かな雪夜に、暖炉の火を見つめながらワインを飲んだ。
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雪夜の街は、いつもと違って幻想的な雰囲気に包まれていた。
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昔の物語では、雪夜に不思議な出来事が起こることが多かった。
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