海棲
かいせい
名詞
標準
文例 · 用例
相州小田原の町に電車鐵道待合の、茶店の亭主が言に因れば、土地の鹽辛、蒲鉾、外郎、及び萬年町の竹屋の藤、金格子の東海棲、料理店の天利、城の石垣、及び外廓の梅林は、凡そ日本一也。
— 泉鏡太郎 『城の石垣』 青空文庫
ボーリングの早いうちから砂岩は白亜紀の石灰岩の鉱脈に席を譲っており、そこからは小さな頭足類の化石や、珊瑚、海胆、スピリフェラ、時折石海綿や海棲脊椎動物の骨らしきもの――後者は真骨魚類、鮫、硬鱗魚類だろう――が大量に得られた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
陸棲および海棲の大型蜥蜴類及び原始哺乳類の調査中に骨組織に対する特異な局所的外傷ないし損傷を発見。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
過大に成長した未知の海棲放射相称動物でなければ恐らくは植物。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
恐らく海棲だと思われるのに翼構造が存在するとは謎めいているが、水中での舵取り機構か。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
海中では海棲生物を生のまま食べたが、陸上では食材を調理した。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
これらの脊椎動物は他の無数の――海棲陸棲気生の動植物の――生命形態と同じく、古きものどもが作成した生きた細胞が勝手気侭に、しかし彼らの注意を惹くことなく進化した産物であった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
二畳紀中期、恐らく一億五千万年前頃にそれらはとりわけ手に負えなくなり、海棲の古きものどもはそれらを再び屈服させるための戦いを始め、それは紛れもなく戦争と呼べるものだった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫