百合鴎
ゆりかもめ異読 ユリカモメ
名詞
標準
black-headed gull (Chroicocephalus ridibundus)
文例 · 用例
ところが、大きなかもめの群れのなかに形の小さいゆりかもめが、薄くれないの嘴をときどき私の方へ向けるのを、眼にとめた。
— 佐藤垢石 『みやこ鳥』 青空文庫
改めて、私はゆりかもめをみつめた。
— 佐藤垢石 『みやこ鳥』 青空文庫
そこに、二羽のゆりかもめが浮いていた。
— 佐藤垢石 『みやこ鳥』 青空文庫
――悩ましき、みやこ鳥―― 淀の川瀬にまで、ゆりかもめがいようとは思わなかった。
— 佐藤垢石 『みやこ鳥』 青空文庫
『みやこ鳥』のゆりかもめは、前にも書いた通り標準和名のかもめから見ると、形も小さく色も少し違う。
— 佐藤垢石 『みやこ鳥』 青空文庫
普通のかもめは翼羽の長さが三百四十ミリから三百九十ミリあるというのに、ゆりかもめは二百八十三ミリから三百二十五ミリくらいしかない。
— 佐藤垢石 『みやこ鳥』 青空文庫
ほんとうは、ゆりかもめのみやこ鳥は俗名なのだ。
— 佐藤垢石 『みやこ鳥』 青空文庫
在原の業平が東へ下ってきた時に、隅田川の言問の渡船場あたりで、嘴と脚の紅い水鳥を見て、いかにもみやびているところから『みやこ鳥』と呼んだという伝説があるが、京の鴨川にも昔からこのゆりかもめが、海の方から遊びにきていたのであるから、東西いずれの地で、『みやこ鳥』の名が起こったか分からないのである。
— 佐藤垢石 『みやこ鳥』 青空文庫
作例 · 標準
冬の晴れた日には、港にたくさんの百合鴎が飛来する。
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百合鴎が水面すれすれを飛び、魚を狙っている。
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公園の池で、子供たちが百合鴎にパンくずをあげている。
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