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茶の子

ちゃのこ
名詞
1
標準
cake served with tea
文例 · 用例
闊歩横行、登攀、跋渉、そんな事はお茶の子で。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
……我人ともに年中|螻では不可ません、一攫千金、お茶の子の朝飯前という……次は、」 と細字に認めた行燈をくるりと廻す。
泉鏡花 露肆 青空文庫
金目の懸った宝なんざ、人が大切がって惜しむもので、歩るくにも坐るにも腰巾着につけていようが、鎖を下ろしておこうが、土の中へ埋めてあろうが、私等が手にゃあお茶の子さ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
火遁だって、土遁どろどろどろ、すいとんだって、焼鳥だってお茶の子だわ。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
あんな品は盗っても、売るのに六ヶしいから見逃がして置くものの、盗ろうと思やお茶の子でさあ。
泉鏡花 金時計 青空文庫
……手前、幼少の頃など、学校を怠けて、船で淡島へ渡って、鳥居前、あの頂辺で弁当を食べるなぞはお茶の子だったものですが、さて、この三津、重寺、口野一帯と来ますと、行軍の扮装でもむずかしい冒険だとしたものでしてな。
泉鏡花 半島一奇抄 青空文庫
」 と言い懸けて、渋茶にまた舌打しながら、円い茶の子を口の端へ持って行くと、さあらぬ方を見ていながら天眼通でもある事か、逸疾くぎろりと見附けて、「やあ、石を噛りゃあがる。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
叔父に電話をかけて来るお客の声を、モシモシのモの字一字で聞き分けたり、受話機の外し工合で男か女かを察したり、両方から一時に混線して来た用向きを別々に聞き分けて飲み込んだりする位の事はお茶の子サイサイであった。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
作例 · 標準
午後のティータイムには、いつも手作りの茶の子を用意している。
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この茶の子は、抹茶の風味と上品な甘さが絶妙だ。
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遠方からのお客様のために、地元の銘菓を茶の子としてお出しした。
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2
標準
offering or gift given at Buddhist services
作例 · 標準
法事の後、参列者に感謝の茶の子が配られた。
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故人を偲び、ささやかな茶の子をお供えした。
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隣の家から、お盆の茶の子としてお菓子をいただいた。
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3
標準
light meal taken before breakfast by farmers
作例 · 標準
早朝からの農作業に備えて、茶の子を簡単に済ませた。
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祖父はいつも日の出前に起きて、お茶と一緒に茶の子を食べていた。
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夏の暑い時期は、茶の子をしっかり食べて体力をつける。
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