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手巾

しゅきん
名詞
1
標準
(hand) towel
文例 · 用例
いひさしてお力は溢れ出る涙の止め難ければ紅ひの手巾かほに押當て其端を喰ひしめつゝ物いはぬ事小半時、坐には物の音もなく酒の香したひて寄りくる蚊のうなり聲のみ高く聞えぬ。
樋口一葉 にごりえ 青空文庫
いひさしてお力は溢れ出る涙の止め難ければ紅ひの手巾かほに押当てその端を喰ひしめつつ物いはぬ事|小半時、坐には物の音もなく酒の香したひて寄りくる蚊のうなり声のみ高く聞えぬ。
樋口一葉 にごりえ 青空文庫
」そう云って、園子はそっと香水をにじませた手巾を鼻さきにあて、再び二階へ上った。
黒島傳治 老夫婦 青空文庫
病技師〔二〕あへぎてくれば丘のひら、    地平をのぞむ天気輪、白き手巾を草にして、      をとめらみたりまどゐしき。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
……巌の層は一|枚づゝ、厳かなる、神将の鎧であつた、謹んで思ふに、色気ある女人にして、悪く絹手巾でも捻らうものなら、たゞ飜々と木の葉に化して飛ぶであらう。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
その時緑青色のその切立ての巌の、渚で見たとは趣がまた違って、亀の背にでも乗りそうな、中ごろへ、早|薄靄が掛った上から、白衣のが桃色の、水色のが白の手巾を、二人で、小さく振ったのを、自分は胴の間に、半ば袖をついて、倒れたようになりながら、帽子の裡から仰いで見た。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
手を挙げて、二三度|続ざまに麾くと、あとの二人もひらひらと、高く手巾を掉るのが見えた。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
時節もので、めりやすの襯衣、めちゃめちゃの大安売、ふらんねる切地の見切物、浜から輸出品の羽二重の手巾、棄直段というのもあり、外套、まんと、古洋服、どれも一式の店さえ八九ヶ所。
泉鏡花 露肆 青空文庫
作例 · 標準
手を洗った後、すぐに手巾で拭いた。
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運動で汗をかいたので、バッグから手巾を取り出して額を拭った。
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夏場のプールサイドでは、肌触りの良い手巾が欠かせない。
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2
標準
handkerchief
作例 · 標準
礼儀として、フォーマルな場では清潔な手巾を携帯するのが良い。
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悲しい場面で思わず涙ぐんでしまい、ポケットから手巾を取り出した。
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埃っぽい場所を歩くとき、鼻にかかる埃を防ぐために手巾で鼻を覆った。
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