座右
ざゆう異読 ざう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #41164 · 青空 232 例
標準
(by) one's side
文例 · 用例
ヘルンの机の座右には、常に日本の煙草盆と煙管がそなえてあった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
それがたまって三十本にもなってるのを、残らずヘルンは座右におき、仕事の中にも手当り次第に掴み出しては、国分の刻煙草をつめて吸ってた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
試みに座右の漱石句集から若干句を抜いてみる。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
いろいろ考えているとき座右の楽譜の巻頭にあるサン・サーンの Rondo Capriccioso という文字が目についた。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
桂は一度西国立志編の美味を知って以後は、何度この書を読んだかしれない、ほとんど暗誦するほど熟読したらしい、そして今日といえどもつねにこれを座右に置いている。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
しかし座右にある最近の「アララギ」や「潮音」その他を手当たり次第に見ていると、中にはほとんど前記の第一例に近いものも、第二例に近いものも、また第三例に近いものもあるが、また中には形式においてずっと変わった特徴の見られるものも少なくはない。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
一日氏の机上においてある紙片を見ると英語で座右の銘とでもいったような金言の類が数行書いてあった。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
書斎の壁にはなんとかいう黄檗の坊さんの書の半折が掛けてあり、天狗の羽団扇のようなものが座右に置いてあった事もあった。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
彼は常に座右に一冊の本を置き、暇さえあれば読書にふけっていた。
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研究室の棚には、教授が座右に置いていた専門書が並んでいた。
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この辞書は、私にとって手放せない座右の品だ。
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標準
used in letters to refer to the recipient indirectly or written beside an addressee's name to show respect
作例 · 標準
先生への手紙の宛名に、敬意を表して「座右」と添えた。
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目上の人への贈呈品には、「座右の友」といった言葉を添えることがある。
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この作品は、私が心から尊敬する彼の座右に置いてもらいたいものだ。
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