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殺ぎ竹

そぎだけ
名詞
1
標準
文例 · 用例
竿頭を繖形に殺ぎ竹を垂して、紙花をつける事は、到る処の神事や葬式の立て物にある事である。
折口信夫 だいがくの研究 青空文庫
五 右門は江戸で生れたので、家来の話に聞いただけであるが、この長兄の片目になった原因は、七歳か八歳頃の事、柳生城の藪で悪戯をしていて、殺ぎ竹で目を刺したのが因だということであった。
吉川英治 柳生月影抄 青空文庫
その時、泣いて帰って来た十兵衛に、祖父の石舟斎が、(侍の子が、殺ぎ竹で目を刺されたなどは、恥とこそ思え、泣くどころの沙汰か。
吉川英治 柳生月影抄 青空文庫
家臣が驚いて抱き起してみると、殺ぎ竹で傷つけた眼を、自分の手で小柄で抉り抜いていたというのである。
吉川英治 柳生月影抄 青空文庫