更
こう
名詞頻度ランク #7484 · 青空 2420 例
標準
one-fifth of the night (approx. 2 hours)
文例 · 用例
孤高を以て任ずるなどといふのぢや尚更ない。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
衣食住さへ足りればよい人達は、不景気なれば、尚更ボヤボヤしてはゐられないといふので、景気のよい時よりも当然意志的になるのであらう。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
況や、どんな観念が大切だなぞとは猶更云つてゐるのではない。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
その退却する時十分自覚的でなかつた如く、今更めて立向ふにも自覚的な人は甚だ稀なやうである。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
それといふのが、これが都より田舎へ出すのであれば、何音楽会に行きました、何展覧会に行きました等々の、謂はば事件があるわけですが、こちらでは、何を豊富に感じてゐるとも、それが事件の形を採りませんので、書くことがまるでないやうな有様にもなるのだと、今更思ひ知る次第です。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
で、また更めてカマを掛けてみる。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
そこで、臨床的な話をするならば、先人の作品に、更めて親炙すること唯一つである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
文学に、親しんでゐるといふ、まことに文学者にとつて当然のことさへ出来てゐるならば、決して起らない筈の問題が、数々の問題の過半を占めてゐるといふやうなこともあるものであると、今更思ふ人も少くなくて欲しいことである。
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
作例 · 標準
夜も三更(さんこう)を過ぎ、周囲はしんと静まり返って深い静寂に包まれた。
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五更(ごこう)の鐘が遠くで鳴り響き、山寺の僧侶たちは朝の勤行を始める。
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彼は更が更けるまで、ランプの明かりの下で独り読書に没頭していた。
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