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閻魔堂

えんまどう
名詞
1
標準
temple hall dedicated to Yama
文例 · 用例
――こゝは阪地で自慢する(……四ツ橋を四つわたりけり)の趣があるのであるが、講釋と芝居で、いづれも御存じの閻魔堂橋から、娑婆へ引返すのが三途に迷つた事になつて――面白い……いや、面白くない。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
いづれ迷つてゐると思ひますとね、閻魔堂で、羽目の影がちらり/\と青鬼赤鬼のまはりへうつるのが、何ですか、ひよろ/\と白い女が。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
」 思はず振向くと、ふと背後に立つて、暮方の色に紛るゝものは、あゝ何處かで見た……大びけ過ぎの遣手部屋か、否、四谷の閻魔堂か、否、前刻の閻王の膝の蔭か、否。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
途次、彼の世に聞えた鬼門關を過ぎようとして、不案内の道に踏迷つて、漸と辿着いたのが此の古廟で、べろんと額の禿げた大王が、正面に口を赫と開けてござる、うら枯れ野に唯一つ、閻魔堂の心細さ。
泉鏡太郎 みつ柏 青空文庫
寺内に閻魔堂がある。
泉鏡花 古狢 青空文庫
木魚を置いたわきに、三宝が据って、上に、ここがもし閻魔堂だと、女人を解いた生血と膩肉に紛うであろう、生々と、滑かな、紅白の巻いた絹。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
ゆうぜんとあごをなでなで乗りつけたところは、ひげなきゆえにひげすり閻魔と名の高いそのお閻魔堂の境内でした。
のろいのわら人形 右門捕物帖 青空文庫
それより、一件の物はどこにあるか、はええところかぎつけな」 手分けしてそこの木立ちを抜けきるといっしょに、ふたりの目を強く射たものは、閻魔堂の正面にわいわいと集まっている人だかりです。
のろいのわら人形 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4