内命
ないめい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
private or secret orders
文例 · 用例
その上、若殿から蛸もぜひとの内命があったのだから、どうしても蛸をお供の人数に差加えないわけにはゆかぬ。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
「二月七日辰刻、将軍家|渡御中泉|先献御膳|暫有於奥之間大御所御対面本多佐渡守|同上野介召御前|御密談移刻」 四月初旬には、多くの諸侯に、出征準備の内命を発している。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
「不思議な縁ですね、まだ下極りで、世間に発表はしないけれども、今度、仙台の――一学校の名誉教授の内命を受けて、あと二月ぐらいで任に赴く。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
」「何笑ひおる、」と伊勢武熊は真摯に力味返つて、「功名咄をするやうぢやがナ、此前牛飼君が内閣の椅子を占められた時、警部長の内命を受けたが、大丈夫|豈田舎侍を甘んぜんや。
— 内田魯庵 『貧書生』 青空文庫
「ご立腹ごもっともにござりまするが、てまえは伊豆守様のご内命こうむりまして、お出迎えご警固に参りました八丁堀の同心、役儀のある者でござりましてものぞいてはなりませぬか」「ならぬならぬッ。
— 七化け役者 『右門捕物帖』 青空文庫
おそらく首にして連れいとの御内命があったに相違ない。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
近ごろでどこぞにご内命をうけて、内偵に参られたことござりましたか」「大ありじゃ。
— 千柿の鍔 『右門捕物帖』 青空文庫
お奉行さまからご内命うけたのは、この敬四郎じゃ!
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
上司から内命を受け、極秘のプロジェクトに配属された。
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国王は重臣に内命を下し、秘密裏に調査を進めさせた。
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その決定は、表向きは公的なものであったが、実際は内命によるものだった。
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