飲一
いんいち
名詞
標準
文例 · 用例
「一飲一啄もまた前定である(飲み食いのような小さな事までも予め運命で決まっている)」という語が有るが、それほどまでに運命を信じ過ぎても困るが、先ず先ずどうしても好き、どうしても嫌いなどという事も無いではない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
何故と云へば、一飲一甕を尽すなどと云ふ事は、到底、常人の考へられない所だからである。
— 芥川龍之介 『酒虫』 青空文庫
一飲一斛五斗にして醒を解す。
— 佐藤垢石 『酒渇記』 青空文庫
一飮一啄も亦前定であるといふ語が有るが、然程に運命を信じ過ぎても困るけれど、先づ/\何樣しても好き、何樣しても嫌ひなどと云ふ事も無いのでは無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫