木鍬
こくわ
名詞
標準
wooden hoe
文例 · 用例
馬小屋の横から一対の畚を持ってくると、馴れた手つきでそのツカミ肥料を、木鍬で掻い込んだ。
— 徳永直 『麦の芽』 青空文庫
」「……爺ン爺い、とこくわ――おおよ。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
婿にいけば、婿にいった気にならあね」「よけいな返答をこくわ」 つけつけと小言を言わるれば口答えをするものの、省作も母の苦心を知らないほど愚かではない。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
作例 · 標準
古い納屋の隅から、先祖がかつて耕作に使っていたと思われる使い込まれた木鍬が出てきた。
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鉄が貴重だった時代、農村では木鍬の先に刃を被せるなどして工夫して使われていた。
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博物館の展示室には、弥生時代の遺跡から発掘された木鍬が良好な状態で保存されている。
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