二気
にき
名詞
標準
two forces (of yin and yang)
文例 · 用例
伏して以う、混淪の二気、初めて天地の形を分つや、高下三歳、鬼神の数を列せず。
— 田中貢太郎 『令狐生冥夢録』 青空文庫
「人二気あれば即ち病む」とは隋の王子の名言であって、二気になると病気になるが一気では病気にならない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
気というものは元来「二気を合せて一元となり、一元が分かれて二気となる」ものであるから、必ずその反対の気と引き合い、生じ合い、招き合い、随い合うものである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
それから一寸言葉を切って、「この一気が、一気になるか二気になるかで、勝ち負けが決まるんじゃないかな……?
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
「原来人身と申者(中略)陰陽二気の神機と申者にて生活仕候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
人といふものは二気あれば即ち病む、といふ古い支那の諺にある通り中略宜しく胆を張り気を壮んにし、飲食を適宜にし、運動を怠らずして、無所畏心に安住すべきである。
— 斎藤茂吉 『日本大地震』 青空文庫
五行家は、森羅万象が、火水金土木の五要素から成るとし、この五行の相剋相生、並に陰陽二気の順列組合わせによって、宇宙及び人生のすべての変化が支配されると説く一派である。
— ――『仙書参同契』の解説―― 『古代東洋への郷愁』 青空文庫
これを要するに、シナにては、陰陽二気集まりて人を成すをもって、その気散ずればもとの陰陽に帰す。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
作例 · 標準
陰陽二気の思想は、古代中国の哲学において重要な概念だ。
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自然界のあらゆる事象は、二気のバランスによって成り立っているとされる。
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身体の健康も、二気の調和が重要だと言われている。
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