来威
らいたけし
名詞
標準
文例 · 用例
競争者がいないから威張る必要はないし、本来威張るお方ではない。
— 永井隆 『この子を残して』 青空文庫
正確に言へば、外来威力の身に入るか入らぬかゞ境であるが、まづ殻をもつて、前後生活の岐れ目と言うてよい。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
すでるは「若返る」意に近づく前に「よみがへる」意があり、更に其原義として、外来威力を受けて出現する用語例があつたのである。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
此は死から外来威力の附加を得たことの変化であらう。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
智恵も一つの外来威力を与ふるところだつたのである。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
ほの原始に近い意義として、古典から推定出来るものは、邑落時代に持つて居た、邑落々々の守護霊――外来威力――の寓りと看做された形ある物及び現象であつた。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
地名のウヂが、元來威力を意味する語なのであろう。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫