差益
さえき
名詞頻度ランク #19588 · 青空 3 例
標準
marginal profits
文例 · 用例
自由競争の制度の下において、もしある企業のうちに生産物の売価が生産用役から成る生産費より大であれば、利益が生じ、企業者の出現を促し、または企業者はその生産を拡張し、その結果生産物の量は増加し、価格は下り、差益は減少する。
— ELEMENTS D'ECONOMIE POLITIQUE PURE OU THEORIE DE LA RICHESSE SOCIALE 『純粋経済学要論』 青空文庫
とにかく我々の店で薄利多売を主義として理想的の経営をするとしても、最低一割五、六分の経費は必要であって、それに些少の利得を加算して二割の販売差益を受けるのは当然のことである。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
そこで「ラスク」の原価調査をしてみると、一斤の原料費が三十五銭、製造費十五銭、卸売費五銭で、合計五十五銭、そこへ小売店の販売差益十五銭を加えて七十銭となっていることが判った。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
象徴と譬喩と、どうちがうか、それにさえきょとんとしている人がたまにはあるのだから、言うのに、ほんとに骨が折れる。
— 太宰治 『多頭蛇哲学』 青空文庫
けれども、もしおまえがほんとうに勉強して実験でちゃんとほんとうの考えと、うその考えとを分けてしまえば、その実験の方法さえきまれば、もう信仰も化学と同じようになる。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
大きな字がお母さんで、小さな字がおぬいさんだということさえきちんと判っていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
それに、さもさわるのさえきたないようにみんなから思われています。
— 宮沢賢治 『ツェねずみ』 青空文庫
男は顔なんて問題じゃない、精神さえきよらかなら大丈夫、立派に社会生活ができるという事は、僕も堅く信じているが、俊雄君のように若くて、そうして慶応の文科のような華やかなところで勉強している身が、あんな顔では、ずいぶん苦しい事だってあるだろうと思う。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
作例 · 標準
多少の差益が出れば、このプロジェクトは黒字転換するだろう。
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企業は、差益を最大化するために、コスト削減に努めた。
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この新しい戦略は、わずかな差益をもたらすにとどまった。
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