馬歯
ばし
名詞
標準
文例 · 用例
「馬歯今朝八十盈、回首志業一無成」と云ひ、又「臥痾恨欠拝新正、無奈衰躬負我情」と云つてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
今年、馬歯|蚤くも桑年に垂んとして初めておくびの出るを覚えたり。
— 永井荷風 『桑中喜語』 青空文庫
わたくしはその時|馬歯三十二歳であった。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
わたしは水馬歯を刻んで、それへ該里の酒を滴らせる。
— 高祖保 『雪』 青空文庫
其形は狭き牀机の如く、竹の大釘数十を植ゑ、少しくマングハ(馬歯把)に似たり。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫