用薬
ようやく
名詞
標準
文例 · 用例
まさか外用薬ではなかったのだろう。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
ただに内服薬として服用せられたのみならず、しばしばリューマチの痛みを軽減するために、煉薬として外用薬にも用いられた。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
「やや楕円の形こそは、越後特有の軍用薬型、何んとそうではござらぬかな」「…………」「すなわち殿のご家臣の中に、薬の製造人はあるのでござる」 謙信は黙って見詰めていた。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
その結果彼の知ったことは、その丸薬の製法が、越後上杉の軍用薬と非常に似ているということであった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
油A ヴェルニアタブロー Vernis a tableauxB 速乾漆液 工業用薬品店にあります。
— 小出楢重 『油絵新技法』 青空文庫
そちらの薬はどうでしょう、私の愛用薬は今品切れなの。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
詳しい専門のことは、なぜか口を噤んで語らないが、なんでも日本では珍しい、しかし、重要な軍事用薬品の研究をしてゐるのだといふ話だけは、兄から聞いてゐた。
— 岸田國士 『花問答』 青空文庫
松岡恕菴の『用薬須知』に小蒜をノビルとしてあるのは非である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫