三拝九拝
さんぱいきゅうはい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
kowtowing
文例 · 用例
それから又拾い上げて先の方を読んで行くうちに、今度は三拝九拝して涙を流しながら、「ゲーテ様。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
初めからおしまいまで普通の聖書の通りの文句で、一字一字|毎に狂いのないところを見ますと、よっぽど信仰の深い僧侶さんが三拝九拝しながら写したもんですね。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
こちらはこの写真によって直ぐに調査を進行させますから……」「……ハ……ありがとう御座います」 草川巡査は三拝九拝せんばかりにして裁判所を出た。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
それにもかかわらず、読者は、一度掴んだ鬼の首を離そうともせず、ゲエテはどうも梅毒らしい、プルウストだって出版屋には三拝九拝だったじゃないか、孤蝶と一葉とはどれくらいの仲だったのかしら。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
「更に問わむ、太宰もまた泣いて原稿を買って下さい、とたのみ、チエホフも扉の敷居すりへって了うまで、売り込みの足をはこんだ、ゴリキイはレニンに全く牛耳られて易々諾々のふうがあった、プルウストのかの出版屋への三拝九拝の手紙、これをこそ、きみ、リアルというか。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
枉げて吾が寝泊りする処まで御足労賜はりてむやと、ひたすらに三拝九拝する様なり。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
其の黄駝といへる唐人、同じく三拝九拝して、われに頼み入る処を聞けば別儀に非ず。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
高価い金を払って、三拝九拝しても芸術的な作品しか作り得ない、ちょっと給仕人が手加減を加えても、直ぐに尻を捲くってムクレ返るような旧式の板前は、見る見る路頭に迷い初めた。
— 夢野久作 『路傍の木乃伊』 青空文庫
作例 · 標準
彼は失礼を詫びるために、取引先の社長に三拝九拝して許しを請うた。
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そんなに三拝九拝までされたら、こちらも断るに断れなくなってしまうよ。
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「どうしても助けてほしいと、彼は三拝九拝の勢いで頼み込んできた」
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標準
my deepest respects
作例 · 標準
手紙の末尾に、三拝九拝の意を込めて「草々」と記して結んだ。
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恩師からの直筆の激励に対し、三拝九拝して返信を認める。
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「皆様のご支援には三拝九拝の思いでございます、本当にありがとうございました」
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