狂画
きょうが
名詞
標準
文例 · 用例
第四の場処「狂画家の工房」――これも困る。
— ノウトルダムの妖怪 『踊る地平線』 青空文庫
なほ一層の好例は第三巻中の相撲、第八巻中の無礼講、及狂画|葛飾振なるべし。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
狂画葛飾振の図中には痩細りし脚、肉落ちたる腕、聳立ちたる肩を有せる枯痩の人物と、形崩るるばかり肥満し過ぎたる多血質の人物との解剖を見るべく、またかの筍掘りが力一杯に筍を引抜くと共に両足を空様にして仰向に転倒せる図の如きは寔に溌剌たる活力発展の状を窺ふに足る。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫