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仮名序

かなじょ
名詞
1
標準
kana preface to the Kokin Wakashū
文例 · 用例
仮名序に拠ると、万葉集の出来たのは奈良の宮の御代で醍醐天皇から十代前、年数は百年余以前、といふことになる。
折口信夫 万葉集のなり立ち 青空文庫
此両説は勿論、単に、仮名序から導かれたゞけでなく、学者間の言ひ伝へ、或は古今雑部の神無月 時雨ふりおける楢の葉の 名に負ふ宮の ふる辞ぞ。
折口信夫 万葉集のなり立ち 青空文庫
仮名序に照して見ると、十代以前といふのは合はなくなる。
折口信夫 万葉集のなり立ち 青空文庫
此序の価値を疑ふ人もあるが、其は主として、仮名序の直訳以外に、此類の違つた記事を交へてゐることに、疑ひを挟む処から出てゐるらしい。
折口信夫 万葉集のなり立ち 青空文庫
此漢文序が疑ふべくば、仮名序も疑はなければならない。
折口信夫 万葉集のなり立ち 青空文庫
さういふ風にして出来た古今の仮名序が、撰修上奏の際に、書かれたまゝとも言はれない上に、漢文序の如きは、可なりの年月を隔てた後に、添へられても一時に固定せなかつた当時の編纂物としては、不思議はない。
折口信夫 万葉集のなり立ち 青空文庫
感ずるとは、「よき事にまれ、あしき事にまれ、心の動きて、あゝはれと思はるゝこと」である、『古今集』の漢文序に「感鬼神」と書いたところを、仮名序に「おに神をもあはれと思はせ」としたのは、この事を証明する(同一一六一―六二)。
和辻哲郎 日本精神史研究 青空文庫
そのときは真名序つまり漢文序だけついていて、二十九日に良経の仮名序の草案ができ上った。
風巻景次郎 中世の文学伝統 青空文庫
作例 · 標準
古今和歌集の仮名序は、日本の文学史において重要な位置を占めている。
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仮名序を学ぶことで、当時の和歌に対する考え方を知ることができる。
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紀貫之が書いたとされる仮名序は、ひらがなで書かれた最初の文学評論と言われている。
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