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億万

おくまん
名詞頻度ランク #17450 · 青空 0
1
標準
millions and millions
文例 · 用例
原始以来、神は幾億万人といふ人間を造つた。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
午前に本郷で吸った煙草の煙の数億万の粒子のうちの一つくらいは、午後に日比谷で逢った驟雨の雨滴の一つに這入っているかもそれは知れないであろう。
寺田寅彦 喫煙四十年 青空文庫
有名な英国のロスチャイルドってえ億万長者の二男でしたか三男でしたかが十万ポンドの懸賞付きで探したことがあるってえ仲間の無駄話を、東京に居る時分に小耳に挟んでいるにはおりましたがね。
夢野久作 悪魔祈祷書 青空文庫
イヤ世界十幾億万人の中、平気な人でないものが幾人ありましょうか、詩人、哲学者、科学者、宗教家、学者でも、政治家でも、大概は皆な平気で理窟を言ったり、悟り顔をしたり、泣いたりしているのです。
国木田独歩 牛肉と馬鈴薯 青空文庫
空に浮んだおからだが、下界から見る月の中から、この世へ下りる間には、雲が倒に百千万千、一億万丈の滝となって、ただどうどうと底知れぬ下界の霄へ落ちている。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
そして、何千万、何億万、いやいや、もっとたくさんの、こまかいかけらに、くだけてしまいました。
――七つのお話からできている物語―― 雪の女王 青空文庫
眼前は日に日に朗らかに開けて、大千世界を観ること漸くにして掌上の菓を視るが如くになり、未来は刻々に鮮やかに展じて、億万里程もただ一条の大路の砥の如く通ずるを信ずるに至ったでもあったろう。
幸田露伴 連環記 青空文庫
これは、一秒に砂一|粒、幾億万年の後には、この大陸を浸し尽そうとする処の水で、いまも、瞬間の後も、咄嗟のさきも、正に然なすべく働いて居るのであるが、自分は余り大陸の一端が浪のために喰欠かれることの疾いのを、心細く感ずるばかりであった。
泉鏡花 星あかり 青空文庫
作例 · 標準
例句