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国富論

こくふろん
名詞
1
標準
An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations (Adam Smith, 1776)
文例 · 用例
しかしてこの草稿こそ、その後さらに三個年間の増補訂正を経、一七七六年三月九日始めて世に公にさるるに至ったところの有名なる『国富論』であって、わが経済学はまさにこの時をもってこれとともに生まれたものである。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
スミスが仏国遊学後、自分の郷里なる田舎町のカーコゥディーに引っ込んで送り得た約六年の歳月は、外から見ては誠に平静無事な六年であったが、彼自身にとっては実に非常なる大奮闘の時代であって、すなわち彼はこの間においてその肉を削りその血を絞りつつ、彼が終生の大著たる『国富論』の完成に熱中したのであった。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
」(『国富論』キャナン校訂本、巻一、一六ページ*)。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
しかれども、今や『国富論』の公刊をさることまさに百四十年、たまたま世界|未曾有の大乱起これるを一期として、諸国の経済組織はまさにその面目を一変せんとしつつある。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
他の一方には国富論派ともいうべきものありて、正反対とまでにはあらざれども、士族の世禄を排斥し、工農の権利を主張し、君臣の関係を駁し四民の平等を唱え、主として経済上の進歩を急務としたるがごとし。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
吾輩は今日より回想するに福沢諭吉氏は一方の巨擘にして国富論派を代表したるや疑うべからず。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
「空理を後にして実用を先にす」とは国富論派の神髄なり。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
この派の論者は説すこぶる高尚に傾き、かつ当時いずれも政府の顧問となり、著述講談に従事すること少なきがゆえに、その論派の強勢なる割合には民間の人心を感化したることかえって少なし、しかれども政府の当局者をして賛成せしめ、政治上および立法上に影響を及ぼしたることは国富論派の比にあらず。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
作例 · 標準
経済学の講義でアダム・スミスの『国富論』を読み、市場の「見えざる手」について学んだ。
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現代の自由貿易の考え方の根底には、今もなお『国富論』の思想が流れている。
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彼は古本屋の隅で、ボロボロになった初版に近い『国富論』を見つけて興奮した。
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ウィキペディア

『国富論』 は、1776年3月9日に出版されたイギリスの経済学者アダム・スミスの著作である。日本では『諸国民の富』『富国論』といった題名でも刊行されてきた。

出典: 国富論 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0