背の低い
せのひくい
表現形容詞
標準
short (of a person)
文例 · 用例
背の低い、痩形の、頭の小さい、中高の顔、いつも歯を染めている昔ふうの婦人。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
山の根がたのかしこここに背の低い松が小杜を作っているばかりで、見たところ畑もなく家らしいものも見えない。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
ある朝当時自分の勤めていたR大学の事務室にちょっとした用があってはいって見ると、そこに見慣れぬ年取った禿頭のわりに背の低い西洋人が立っていて、書記のS氏と話をしていた。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
三十前後かと思われる背の低い男である。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
階段の壁に額を掛けた印刷物の前に背の低い肩の怒った男が三人立って大きな声で読んでは何かしゃべっている。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
ある途上で、一人の若い背の高い西洋人の前に、四五人の比較的に背の低いしかし若くて立派な日本人が立ち並んで立ち話をしていた。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
「サアその先を……」と綿貫という背の低い、真黒の頬髭を生している紳士が言った。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
未だ宵ながら月は高く澄んで冴えた光を野にも山にも漲ぎらし、野末には靄かゝりて夢の如く、林は煙をこめて浮ぶが如く、背の低い川楊の葉末に置く露は珠のやうに輝いて居る。
— 國木田獨歩 『少年の悲哀』 青空文庫
作例 · 標準
背の低い私には、満員電車のつり革に手が届かないことがよくある。
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垣根には、あえて背の低い低木を選んで植えることにした。
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「背の低い家具で揃えると、部屋が広く見えるんですよ」と店員に勧められた。
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