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散り敷く

ちりしく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
1
標準
to lie scattered
文例 · 用例
眞紅な花の散り敷く梅雨の頃が最もいゝ。
夏を愛する言葉 樹木とその葉 青空文庫
待っているからね、ゆっくり急いでおいでなせえよ」 花のふぶきをひらひら浴びて、小降りの雨にしっぽりぬれて、花びら散り敷く道を山下めがけていっさん走りでした。
お蘭しごきの秘密 右門捕物帖 青空文庫
ふと見るとその辺にも、夕陽の散り敷く町角の彼方此方に七八人の影がちらと動きました。
仙台に現れた退屈男 旗本退屈男 第七話 青空文庫
お邸にお帰り遊ばし、落葉散り敷く秋のお庭にお下り立ち遊ばした時の、御奉行様のお顔色は全く死人の色のようでございました。
浜尾四郎 殺された天一坊 青空文庫
二本の剣の間を潜り、重り合って地へ散り敷く
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
斯くて神無月の五日の暮方に庭に散り敷く楢の葉を物踏みならして聞こえければ、女院世を厭ふ処に何者の問ひ来るぞ、あれ見よや、忍ぶべきものならば急ぎ忍ばんとて見せらるるに、小鹿の通るにてぞありける。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
倶忘軒百歩離れて我れ未だ世事を思はず桜散り敷く 熱海の藤原さんの別墅を尋ねた時の光景。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
あんな往来にあるのなんかより、もっと美しい瑞々しい若葉を出してるし、秋には真黄色になって、庭一杯落葉が散り敷く
豊島与志雄 公孫樹 青空文庫
作例 · 標準
雪が深々と降り、庭に白く散り敷く
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紅葉した葉が、地面に美しく散り敷いていた。
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風が花びらを運び、石畳に散り敷かせた。
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散り敷く(ちりしく) — 幻辞.com