あれで
あれで
表現
標準
despite appearances
文例 · 用例
さて、輝き出でるや、諸君は云ひます、「あれでああなのかねえ、不思議みたいなもんだねえ」。
— 中原中也 『酒場にて(定稿)』 青空文庫
からだの弱さうな、気の弱さうな人であるけれども、あれで却々野心家だとも思つてゐた。
— 中原中也 『逝ける辻野君』 青空文庫
あれでもし勝ったら、私は今ほど日本を愛する事が出来なかったかも知れません。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
むかしはねえ、あれで小説家になろうと思って勉強したこともあるんですよ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
それこそ、兄貴の言葉ではないが、教育界にゐてそんなことをしたからこそ、失敗なので、あれで、當時の政黨にゐて動いてゐたなら、あるひは成功したのかも知れない。
— 太宰治 『校長三代』 青空文庫
大隅君は、あれで、なかなかむずかしいのですよ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
」「あれでゐて、グラムやバットを、隣りに預けて置くやうな芸当が出来るんかなあ……如何いつてお主婦に話をつけたんだらう……いや、耕二が芸当が出来るんぢやないんだ、親達がやかまし過ぎるんだ。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
」「いやお父さん、あれで負けたことはやつぱり口惜しいんですよ。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
作例 · 標準
その方法であれば成功できるだろう。
高い給料であれば働く意欲が出る。
あれであれば十分な利益が期待できる。
その手段であれば目標が達成できる。