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金色

きんいろ異読 こんじき・きんしょく・かないろ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #13866 · 青空 2240
1
標準
gold (colour, color)
文例 · 用例
ラムボオはこの道理の犠牲の最後の人として、金色の落日の光りを見せて死んで行つたのだ!
小林秀雄に 小詩論 青空文庫
東京のいろは骨牌では、イが「犬も歩けば棒にあたる」であるが、大阪の方では「鰯の頭も信心から」で、絵札には魚の骨から金色の後光がさし、人々のそれを拝んでいる様が描いてある。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
夢應の鯉魚は、三井寺の興義といふ鯉の畫のうまい僧の、ひととせ大病にかかつて、その魂魄が金色の鯉となつて琵琶湖を心ゆくまで逍遙した、といふ話なのですが、私は之をよんで、魚になりたいと思ひました。
太宰治 魚服記に就て 青空文庫
その時はじめて氣がついたのであるが、乙姫の背後には、めだかよりも、もつと小さい金色の魚が無數にかたまつてぴらぴら泳いで、乙姫が歩けばそのとほりに從つて移動し、そのさまは金色の雨がたえず乙姫の身邊に降り注いでゐるやうにも見えて、さすがにこの世のものならぬ貴い氣配が感ぜられた。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
鈍い金色を帯びて、空は曇つてゐる、――相変らずだ、――とても高いので、僕は俯いてしまふ。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
朱樺は黄金色とかわる。
小島烏水 奥常念岳の絶巓に立つ記 青空文庫
印度の何とか称する貴族で、デッキパッセンジャーとして、アメリカに哲学を研究に行くと云う、青年に貰った、ゴンドラの形と金色を持った、私の足に合わない靴。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
山があり、林があり、海は黄金色に波打っていた。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫