槍隊
やりたい
名詞
標準
文例 · 用例
」 峯を返しながら、急所の脳天を軽く打っておいて、莞爾と打ち笑いながら、うしろに控えていた真槍隊に言い呼ばわりました。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
行軍は、先鋒隊の前に、放ち物見、大物見を先に、四段に備え立て、中軍をまん中に、鉄砲隊、弓隊、槍隊、武者隊とつづき、兵糧、軍需の物を積んでゆく荷駄隊は、最後方から汗をふりしぼってそれに従いて行った。
— 吉川英治 『上杉謙信』 青空文庫
美濃衆の槍隊は、それに比して、みな短く、何となく気勢も昂らなかった。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
そちは弓之衆じゃが、いずれもあの日は、槍隊となったな」「御意にござります」「今川が本陣へかかったか」「すんでに、彼の丘へ、なだれ打って寄りました折は、敵とも味方ともわからぬ乱れの中で、首取ッた、駿河殿打ッたと、わめき声が聞かれました。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫
槍隊は槍をにぎって、まだ何も見えない姉川の一水をにらんでいる。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
甲州方も槍隊を前に押しすすめ、徳川勢も槍隊を前面に曝して対いあったのである。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
槍隊、鉄砲隊、長柄隊など、およそ部将格以上の者が、それぞれの隊首を離れて、一令の下に、光秀の馬前に集まった。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
槍隊は、槍と槍をつなぎ持ちにして渉り、鉄砲隊は銃座と筒口を持ち合って越えた。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫