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羅利

らり
名詞
1
標準
文例 · 用例
いたって貧乏なケチな店だったが、『金毘羅利生記』を出版してマンマと失敗した面胞だらけの息子が少しばかり貸本屋学問をして都々逸や川柳の咄ぐらいは出来た。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
ことに「西遊記」を翻案した「金毘羅利生記」を愛していた。
芥川龍之介 追憶 青空文庫
「金毘羅利生記」の主人公はあるいは僕の記憶に残った第一の作中人物かもしれない。
芥川龍之介 追憶 青空文庫
だから芸目でも、葛の葉を筆頭に、お初・岸姫松のおそよ・金比羅利生記のお辻・お三輪・玉手御前・毛谷村のお園・皿屋敷のお菊・三荘太夫の鶏娘・白石噺の信夫・紅皿欠皿の欠皿・月笠森のおきつ。
――中村魁車を誄す―― 街衢の戦死者 青空文庫
金比羅利生記の百度平、小笠原騒動の岡田良助等、笑ひは皆台本の指定どほり、突如として起る。
折口信夫 実川延若讃 青空文庫