利敵
りてき
名詞
標準
benefitting the enemy
文例 · 用例
今度は風が強く、全く利敵風であった。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
今、かくのごとしといえども、忘恩無情の挙にあらず、城中の私闘を鎮め、利敵の徒を追い、征後の禍根を除きたるまでなり。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫
奈々子もそれを見に降りてきたのだ。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
」清三が帰ると園子は二階から走り下りてきて食卓を拡げた。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
…… 大西も、栗本も、腰に弾丸がはまった初田も週番上等兵につれられておりてきた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
それには、しかし、中隊が麓へ到着するまでに登って、様子を見て、おりてきなければならなかった。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
洋車をとめると、福隆火柴の小山がおりてきた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「何しにこんなところまで、おりてきたんだい。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
作例 · 標準
戦時下において、敵国に有利な情報を流すことは利敵の罪に問われる恐れがあった。
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不用意な発言が結果として利敵を招くことになり、党内から厳しい批判を浴びた。
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味方の弱点を公表するのは利敵以外の何物でもないと、彼は激怒した。
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