後夜
ごや
名詞
標準
period from midnight until the early morning
文例 · 用例
ここは仏法東漸の源、初夜後夜の鐘は いつも鳴る。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
この海や涯し知られね、この荒れやはかり知られね、初夜過ぎて、また後夜かけて、闇ふかく翼ふる千鳥、この雨を、また稲妻を、ひた濡れてかがやく千鳥。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
初夜過ぎてまた後夜ふけて、なほなほにどよもす声の、おそらくは夜の明くるまで。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
此海や涯し知られね、この荒れや測り知られね、初夜過ぎて、また後夜かけて、闇ふかく翼ふる千鳥、この雨を、また稲妻を、ひた濡れて乱るる千鳥。
— ――長歌体詩篇二十一―― 『観想の時』 青空文庫
博士は繰り返しつゝよろこびを陳べて、さてその妻の劇場より歸りし後夜もすがら熱に惱みしを告げたり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
入道は後夜に起きたままでいて、鼻をすすりながら仏前の勤めをしていた。
— 松風 『源氏物語』 青空文庫
後夜の鐘をつく時は、是生滅法と響くなり。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
第十五 更闌けて、天地の間にそよとも音せぬ後夜の靜けさ、やゝ傾きし下弦の月を追うて、冴え澄める大空を渡る雁の影|遙かなり。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
作例 · 標準
後夜の静寂の中で、一人読書に耽るのが私の何よりの楽しみだ。
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彼は後夜の勤行を終えると、ようやく短い仮眠を取った。
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後夜の寒さに震えながら、東の空が明るくなるのを待ちわびた。
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標準
around 4am
作例 · 標準
後夜の街灯の下、始発列車を待つ人々がまばらに立っている。
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後夜の深い眠りを妨げるように、けたたましいアラームが鳴った。
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ようやく後夜になり、地平線がわずかに明るさを帯びてきた。
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